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都道府県別のサウナ施設の分布:掲載件数の読み方と遠征の探し方

更新日: 2026-11-02 / 執筆: SaunaBuild 運営(個人運営)。一般的な目安をまとめたもので、施設の公式情報を優先してください。編集方針

SaunaBuild に掲載している施設を、都道府県ごとに数えると、どんな分布になるのでしょうか。数字の読み方と、遠征先でサウナを探すコツをまとめました。

この記事の数字は、どう数えたものか

この記事は、SaunaBuild に掲載している全国の施設データ(5,535件)を、都道府県別に数えてまとめたものです。元の位置情報などは、OpenStreetMap(© OpenStreetMap contributors)に登録されたデータです。最初に、数字を読む前の注意点を整理します。

数え方は単純で、都道府県ごと、種類ごとに件数を数えただけです。同じ操作で同じ数字を再現できます。一方で、人口や面積で割った値など、このデータだけでは言えない内容は載せていません。

全国の件数と、施設の種類の内訳

SaunaBuild の施設データ全体(5,535件)を種類別に数えると、次のとおりでした。銭湯が2279件(41.2%)、温泉が2248件(40.6%)と、この2つで全体の大部分を占め、サウナ専門は726件(13.1%)です。

種類件数割合
銭湯227941.2%
温泉224840.6%
サウナ専門72613.1%
カプセルホテル1392.5%
スーパー銭湯1342.4%
個室サウナ60.1%
アウトドア30.1%

銭湯や温泉は、日常的に使われる浴場の数が多いため、件数が大きくなります。そこにサウナがあるかどうかは、データだけでは分かりません。サウナを目的にした施設に絞りたい場合は、「サウナ専門」の件数を見るのが近道ですが、これも自動の分類である点に注意してください。

種類ごとの違いは銭湯・スーパー銭湯・サウナ専門施設・個室サウナの違いと選び方で説明しています。

都道府県別の件数(全47)

47都道府県を、件数の多い順に並べます(同数の場合は五十音順)。「その他」は、カプセルホテル・スーパー銭湯・個室サウナ・アウトドアの合計です。

都道府県件数全国に占める割合サウナ専門銭湯温泉その他
東京都5019.1%2192173629
大阪府4107.4%1321101599
北海道2955.3%1010715127
青森県2765.0%271031442
神奈川県2484.5%511036628
長野県2224.0%11041116
鹿児島県2083.8%2591443
山梨県1693.1%1678813
大分県1653.0%367905
愛知県1622.9%1180629
群馬県1482.7%268717
埼玉県1462.6%31654010
熊本県1422.6%370654
静岡県1402.5%659705
京都府1312.4%6544175
富山県1292.3%2866323
栃木県1212.2%052618
山形県1082.0%1841463
兵庫県1041.9%1934447
岩手県1021.8%934509
千葉県1001.8%19422811
新潟県981.8%157346
福岡県931.7%355287
宮城県911.6%2341216
和歌山県891.6%233540
福島県811.5%140355
石川県781.4%1330341
奈良県691.2%334284
茨城県681.2%138245
秋田県681.2%519404
佐賀県671.2%131314
鳥取県631.1%020421
愛媛県621.1%026333
岐阜県621.1%235250
岡山県581.0%126265
長崎県541.0%116343
広島県531.0%317267
香川県470.8%025184
三重県460.8%324172
山口県460.8%019261
福井県460.8%226162
島根県410.7%021182
宮崎県340.6%014191
滋賀県300.5%02280
徳島県270.5%09162
高知県210.4%05151
沖縄県160.3%4453

表の数字は、順位をつけるためのものではありません。1件や2件の差は、データの取りこぼしや重複で簡単に入れ替わります。おおまかな多い・少ないの目安として見てください。

上位と下位、地方別の見方

件数が最も多かったのは東京都の501件で、大阪府の410件、北海道の295件と続きます。上位10都道府県(東京都(501件)、大阪府(410件)、北海道(295件)、青森県(276件)、神奈川県(248件)、長野県(222件)、鹿児島県(208件)、山梨県(169件)、大分県(165件)、愛知県(162件))の合計は2656件で、全体の48.0%でした。一方、少ないほうの10都道府県(沖縄県(16件)、高知県(21件)、徳島県(27件)、滋賀県(30件)、宮崎県(34件)、島根県(41件)、福井県(46件)、山口県(46件)、三重県(46件)、香川県(47件))の合計は354件で、全体の6.4%です。

47都道府県の中央値は91件、100件以上の都道府県は21、50件未満は10でした。件数には、かなり大きな差があります。

ここで気をつけたいのは、件数の差が、サウナの人気や施設の充実度の差をそのまま表すわけではない点です。件数が多い理由として、データ上は次のような要因が重なっている可能性があります(要因を特定できているわけではありません)。

たとえば、青森県や鹿児島県のように、人口の規模から想像される順位より件数が多い県もあります。これは、浴場や温泉の登録の多さなどが影響している可能性があり、「サウナが盛んである」と断定できるものではありません。

地方別の分布

都道府県を、一般的な8つの地方区分にまとめると、次のようになります。

地方都道府県数件数全国に占める割合サウナ専門銭湯温泉件数が最も多い都道府県
北海道12955.3%10107151北海道(295件)
東北672613.1%83278336青森県(276件)
関東7133224.1%323585326東京都(501件)
中部9110620.0%65524472長野県(222件)
近畿787915.9%224301327大阪府(410件)
中国52614.7%4103138鳥取県(63件)
四国41572.8%06582愛媛県(62件)
九州・沖縄877914.1%17316416鹿児島県(208件)

地方別の件数が最も多いのは関東の1332件でした。ただし、地方ごとに含まれる都道府県の数が違う(北海道は1道、中部は9県)ため、件数の大小をそのまま比べるのは適切ではありません。都道府県あたりの平均で見ても、人口や面積で割っていないため、地方どうしの優劣は言えません。

種類別に見た、都道府県ごとの傾向

件数に加えて、種類の内訳にも違いがあります。比べやすいように、件数が100件以上の都道府県に限って、種類の割合を見ます。

サウナ専門に分類された施設が0件の都道府県は10でした(栃木県、鳥取県、愛媛県、香川県、山口県、島根県、宮崎県、滋賀県、徳島県、高知県)。ただしこれは、データ上、サウナ専門として分類された施設がないという意味で、サウナ室のある施設が存在しないという意味ではありません。銭湯や温泉、ホテルの大浴場にサウナがある場合は、「サウナ専門」には数えられません。

傾向としては、データ上、都市部ではサウナ専門の割合が高く、温泉地を抱える地域では温泉の割合が高い、といった違いが見られます。この違いは、地域の特色を反映している可能性がありますが、分類や登録の偏りによる部分もあるため、断定はできません。

人口に対する見方について

件数を人口で割ると、「人口あたりの施設数」を出せます。人口の多い都道府県ほど件数が多くなりやすいため、そうした見方は役に立ちます。ただし、この記事では、人口あたりの数字は出していません。理由は次のとおりです。

人口あたりで見たい場合は、総務省統計局の人口推計など、公的統計の最新の数字を確認したうえで、この記事の件数を割る方法があります。その場合も、件数が「掲載している施設データ上の件数」であることを前提に、おおまかな目安としてお使いください。また、公衆浴場の施設数については、国の統計(衛生行政報告例など)がありますが、サウナの有無までは分からないことが多いため、サウナの数としては使えない点にご注意ください。

遠征するときの探し方

旅行や出張、遠征でサウナに行くときは、次の流れで探すと、失敗が少なくなります。

  1. 目的地と日程を先に決める。サウナを目的にした遠征なら、行きたい地域を絞ります。件数が少ない県でも、サウナ専門ではない銭湯や温泉、宿泊施設の大浴場でサウナが楽しめる場合があります。
  2. 種類で絞る。この記事の表を参考に、その県に多い種類を知っておくと、探し方が決まります。温泉の割合が高い県なら温泉施設のサウナ、サウナ専門が多い県なら専門施設、という具合です。
  3. 営業時間・定休日・予約を必ず確認する。遠方の施設は、休みの日に当たると予定が崩れます。最終受付、混雑する時間帯、予約の要否も、公式サイトで確認します。
  4. 移動手段と帰りの時間を考える。地方では、最寄り駅から離れた施設も多く、車やバスが前提のことがあります。サウナのあとの運転は避けるなど、帰りの手段も計画に入れてください。
  5. 初めての施設は、無理をしない。旅行中は、疲れや寝不足、飲酒、慣れない気候など、体への負担が重なりがちです。短めの入浴にとどめ、水分をこまめに取ってください。(サウナと水分補給、サウナ浴での事故に注意)

施設の選び方全般はサウナの選び方チェックリスト、サウナの種類はサウナの種類と違いにあります。東京都内の詳しい分布は東京都のサウナ施設の分布をご覧ください。

アプリ本体(SaunaBuild を開く)では、行き先の都道府県や駅名で施設を探せます。入ったサウナを★で記録すると好みの傾向が学習され、遠征先でも相性のよい候補を見つけやすくなります。迷ったときは、登録不要の好み診断で自分の好みを確認し、6軸の考え方も参考にしてください。

よくある質問

都道府県別の件数は、サウナ施設の実際の数ですか?

いいえ。SaunaBuild に掲載している施設データ(5,535件)の中の件数で、日本全体の数ではありません。地図に未登録の施設や、閉店済みの施設が含まれる場合があり、実際と異なることがあります。

件数が多い県は、サウナが盛んな県ですか?

そうとは言い切れません。件数は、浴場の登録の多さや、人口、面積など、さまざまな要因の結果です。件数の多さは、施設の質や人気の高さを表すものではありません。

県境の近くの施設は、正しい県に数えられていますか?

県の割り当ては、位置情報から近い中心点を自動で選ぶ方式のため、県境付近では、実際と異なる県に数えられる場合があります。行き先を決める際は、公式サイトで住所を確認してください。

参考・出典

この記事の数字は、SaunaBuild に掲載している施設データ(public/saunas.json、5,535件)を、記事の更新時点でそのまま数えた結果です。日本全体の施設数ではなく、実際と異なる場合があります。

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